2009-10-03から1日間の記事一覧
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)は子どもの頃から不可解な話だった。それは専門家もよく言ってることである。例によって「蜘蛛の糸」にも種本があって、それと比較するとわかりやすい。 ケラスというドイツ人の『カルマ』(1894)が種本である。それをトルスト…
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(1918)は子どもの頃から不可解な話だった。それは専門家もよく言ってることである。例によって「蜘蛛の糸」にも種本があって、それと比較するとわかりやすい。 ケラスというドイツ人の『カルマ』(1894)が種本である。それをトルスト…